歯周病とは?
歯周病という言葉をTVや雑誌でよく目にするようになっている方も多いのではないでしょうか?25歳以上の方の約8割が症状をもっているとも言われ、現代ではお口の病気にとどまらず、生活習慣病としても非常に注目される日常生活と深く関わりのある病気です。原因やケアの仕方を正しく理解し、より快適な生活を送り続けましょう。
歯周病の症状
初期の段階では自覚症状がほとんどなく、気がついていない方がほとんどです。進行することで、治療が難しくなり、手遅れになってしまうケースも多いので違和感を感じる際はお早めに歯医者さんでご相談することをお勧めいたします。
▼主な症状
- 歯を磨くとき、歯茎から出血する
- 口臭が気になる
- 歯茎が腫れる
- 口の中がネバネバして気持ちが悪い
- 硬い物を噛むと痛い、噛めない
- 歯がグラグラしている
- 歯の隙間が大きくなっている
- 糖尿病と診断された場合
歯周病の原因
直接の原因は、上記でご説明した通り、歯周病菌の感染です。しかし、これを悪化させる原因がございます。この原因の多くが現代人の生活習慣と関わっているのです。
▼主な原因
- 歯磨きを丁寧にしない
- 歯ぎしり
- 抜けた歯の放置
- 噛み合わせの異常
- ストレス
- たばこ
- 骨粗しょう症
- 糖尿病
歯周病の進行
歯周病は、歯肉炎から歯周炎へと進行していきます。
▼歯肉炎(歯周病が軽度の段階)
歯肉炎とは、プラークによって歯ぐきに炎症が起こり、腫れている状態です。
▼歯周炎(歯周病が進んできた段階)
歯肉炎の炎症が進行すると、歯を支えている歯槽骨や歯根膜などが破壊される歯周炎が起こります。
歯周炎が重症化すると、歯が抜け落ちる結果となります。歯周病で下がってきた歯ぐきは、自然に元にもどることはありません。歯ぐきの出血や腫れたなど、炎症に気が付いた方は、お早めにご相談いただければと思います。
当院は、歯周病の予防のため、歯科検診・歯のクリーニング(PMTC)・歯磨き指導をお一人おひとりにあわせ丁寧に行っていきます。
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歯周病の治療
少しでも、不安な方、気になる方は、まずは、当院にご相談下さい。相談することで、早期発見に結び付き、何の問題もなければ安心できます。
歯周病の原因は人それぞれ違いますので、明確な原因を追求し、正しいケアを行っていく必要があります。生活習慣の見直し、歯磨きの見直し、それから人によっては、現在ご使用の入れ歯や、歯並びに原因のある場合もあります。
当院では、皆様とのコミュニケーションを大切にし、一人ひとりの明確な原因を調べて、一人ひとりに合わせた毎日のケアをご提供していきます。治療はもちろん、健診も含め何度も何度も歯医者へ来院しなくても良いように皆様をサポートしていきます。